「プチ断食、ファスティング、リーンゲインズ。最近そんな言葉をよく聞くけど、短時間の断食にはどんな効果があるんだろう?」
今回は16時間断食で得られるメリットを詳しく解説します。
僕は16時間断食のメリットを身をもって実感していて、もう3年以上継続中です。
「空腹」こそ最強のクスリや“空腹"が健康をつくる ―1日2食のプチ断食など、16時間断食を推奨する本も多数あります。
16時間断食は単に健康になるだけでなく、アンチエイジング効果も期待できるのです。
この記事で16時間断食でどんな効果が得られるのかをしっかり理解することで、試してみたいと思うことは間違いありません。
そして実際に16時間断食を試すときに、メリットをしっかり理解しておけば身体が慣れるまでの空腹感もきっと我慢でき、その効果を感じられるはずです。
パフォーマンスが高い午前中を最大限活用できる
個人的に16時間断食で最もメリットが大きいと感じているのが、生産性が高い朝の時間を最大限活用できることです。
朝の生産性が他の時間帯と比べて高いことは、色んな本で書かれています。
例えば、早朝起業―「朝5時から9時まで」の黄金時間を自分のために使う方法という本では、朝の生産性はそれ以外の時間の6倍、脳のパフォーマンスを最大まで引き出す 神・時間術という本でも朝の1時間は夜の4時間に匹敵すると書いてあります。
よく言われる朝の生産性が高いと主張されている根拠は以下の3つです。
- 睡眠で脳の疲労が回復しているから
- まだ脳に全く情報が入っていないので、新しい情報をすばやく処理できる
- 朝の静かな環境は集中でき、邪魔が入りにくい
朝食には準備、食事、歯磨き、食器洗いなど、およそ1時間程度は費やしているのではないでしょうか。その1時間で実質的には4〜6時間分の仕事をこなせるのです。
※朝食抜きのパフォーマンスUPは人による
でもネットには朝食抜きが脳に悪いっていう情報もたくさんあるよ
朝食抜きの健康効果については、現状まだ賛否両論あるのじゃ
僕の場合はもう3年以上朝食抜きの生活をしており、朝食を抜いた方がより多くの仕事をこなせる実感があります。
でも人によっては朝食を食べた方がパフォーマンスが高かったり、そもそもクロノタイプ(体内時計の型)によって昼や夜の方が生産性が高い人もいるのです。
なので、まずは朝食抜きの生活を2週間程度ためしてみることをおすすめします。
どうして2週間なの?
16時間断食は慣れるまで続けてみないと自分に向いているかどうかの判断ができないからじゃ
16時間断食を始めたばかりのときは、まだ朝食抜きに身体が慣れていません。なので強い空腹感で集中できなかったり、頭がボーッとしたりします。
しかし身体は1週間程度で朝食がない生活に慣れるのです。慣れるまでの期間には個人差があります。なので、余裕をもって2週間くらい16時間断食を続けたあとのコンディションで自分に合っているか判断してみてください。
内臓を休めることができて体調がよくなる
食べたものが完全に体に吸収されるまでにかかる時間をご存知でしょうか?答えは以下です。
- 食べ物が胃の中にある時間:2〜3時間(脂肪が多いものは4〜5時間)
- 胃からきた食べ物を小腸が分解する時間:5〜8時間
- 小腸で吸収しきれなかった水分を大腸が吸収する時間:15〜20時間
消化・吸収にはとても時間がかかります。なのに1日3食だと、消化器官は休みなくはたらき続けなければなりません。
すると胃や腸、肝臓はどんどん疲弊していきます。その結果、以下のような悪影響が起こるのです。
- 栄養の吸収効率が落ちて、疲れやすくなったり髪や肌のコンディションが悪くなる
- 消化しきれなかった食べ物が腸で腐敗してアンモニアなどの有害物質となり、腸内環境を悪化させる
- 腸内環境の悪化により腸内細菌の中で悪玉菌が優勢になり、善玉菌が減って免疫力が低下する
16時間断食で消化器官をしっかり休め、本来の能力を取り戻してあげることで↑のような体調不良を防ぐことができるのです。
原因不明の疲労感や肌荒れ、便秘などに悩まされている人はぜひ16時間断食を試してみるのがおすすめじゃ!
オートファジーが起こり、アンチエイジングになる
細胞内のタンパク質やミトコンドリアは古くなったり傷付いたりすると、ゴミになります。これらのゴミは体外に排出されますが、排出しきれなかった分は細胞内にたまるのです。
そして細胞内にたまったゴミが細胞のはたらきをおとろえさせ、老化や体調不良の原因になります。
排出しきれなかったゴミはどうしようもないの?
残ったゴミを除去してくれるのがオートファジーじゃ
オートファジーとは細胞内で古くなったり傷ついたりしたタンパク質を分解し、新しいタンパク質に作り替える身体の仕組みです。
オートファジーは食べ物で得た栄養がたくさんある状態では、あまりはたらきません。16時間の断食で活性化するとよく言われています。
16時間断食でオートファジーを起こし、細胞内のゴミを定期的にきれいにすることによって老化を予防できるのです。
まとめ:16時間断食をするべき3つの理由
- パフォーマンスが高い午前中を最大限活用できる
- 内臓を休めることができて体調がよくなる
- オートファジーが起こり、アンチエイジングになる
最高の体調で最高のパフォーマンスを発揮したい人には、16時間断食がとてもおすすめです。
ただ、人によっては身体に合わないこともあります。なので、まずは身体が慣れるまでの2週間程度試してみてください。
あなたもきっと、朝食抜きの方が調子がいいことを実感できるはずです。
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朝食を抜いて1日の食事を8時間に絞ると
— マナト@知恵の樹🌳管理人 (@manato_chienoki) July 3, 2021
・パフォーマンスの高い午前を最大限活用できる
・内臓を休られ、体調が良くなる
・オートファジーで老化防止になる
というメリットがある
僕は3年以上続けてますが、使える時間が増え、コンディションも良くなりとてもおすすめですhttps://t.co/QDgaSLgJDJ